仮想通貨の種類

世界で流通している仮想通貨(暗号資産)の種類は 約2,000と言われています。

あまりに多すぎて「なぜそんなに必要?」と思ってしまいます。法定通貨はおそらく、その10分の1以下でしょう。

しかも、その数はどんどん増えているようです。

主な暗号資産は以下です。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ライトコイン(LTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • モナコイン(MONA)
  • ネム(NEM)

ビットコイン(BTC)

2008年に「サトシ・ナカモト」と名乗る人物が、インターネット上に公開した論文の中で暗号資産の構想が示されました。今や伝説ですね。

分散型台帳を作る技術であるブロックチェーンを利用することで、公的な発行主体や管理者の裏付けなしにネットワークを介して価値の保存や移転を行える構想です。

ビットコインはそれを受けて世界で初めて、運用が開始された暗号資産です。

ビットコインは数ある暗号資産の中で時価総額が最も大きく、暗号資産の代表格と言っていいでしょう。

ビットコインから分裂や派生した通貨も多く、暗号資産の基軸となっています。

イーサリアム(ETH)

2015年7月に登場。

ビットコインの次に時価総額が大きい暗号資産です。

イーサリアムは公的な発行主体や管理者なしに、ユーザーが独自に定義した契約を自動執行できる「スマートコントラクト」を扱えるのが特長です。

イーサリアムは単なる取引だけでなく、他のタイプの分散型アプリケーションを開発しやすい点でビットコインとは違います。

リップル(XRP)

2013年に配布が正式に開始。

アルトコイン(altcoin)と呼ばれる、ビットコイン以外の仮想通貨の中でも代表的なものに数えられています。

アメリカに本拠を置くリップル社(Ripple, Inc.)が開発しています。

リップル社という明確な管理主体が存在し、取引データの処理が同社や第三者機関の管理するサーバーで行われる点が、ビットコインとは違った仕組みといえます。

イーサリアムクラシック(ETC)

2016年7月に登場。

イーサリアムが分裂してできた暗号資産です。イーサリアム財団のハードフォーク反対派により立ち上げられ、ハードフォーク前のオリジナルのイーサリアムブロックチェーンを継承しています。

イーサリアムと同様に、スマートコントラクトによる利点も兼ね備えているのが特長です。

ライトコイン(LTC)

2011年10月に登場。

ビットコインのシステムを基盤として生まれた暗号資産で、採掘(マイニング)にかかる時間が短くストレージの効率性に優れているという特長があります。

ライトコインの総発行量はビットコインの約4倍の8,400万枚です。

ライトコインの平均ブロック生成時間は 2.5 分であり、ビットコインの短所であった送金時間の問題を克服しようとしています。

ビットコインキャッシュ(BCH)

2017年8月にビットコインからハードフォークして誕生。

ビットコインの課題であるスケーラビリティ問題をブロックサイズの拡大により克服しようとして誕生した暗号資産です。

ビットコインと比べてブロックサイズが 32倍になっており、手数料の減少にも繋がっています。

モナコイン(MONA)

モナコインは2014年1月に日本のインターネット掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で構想され誕生した暗号資産です。

2ちゃんねる発祥のアスキーアートである「モナー」が名前の由来と言われています。

暗号資産が抱えるスケーラビリティ問題とトランザクション展性という2つの問題を解決する、SegWitと呼ばれる送金処理システムを導入した世界で初めての暗号資産でもあります。

リスク(LSK)

2016年5月に誕生。

スマートコントラクトを有した分散型アプリケーションプラットフォームです。

アプリケーション言語として JavaScriptを使用しています。

基幹のブロックチェーンとは別にサイドチェーン毎にアプリケーションを構成することで、スケーラビリティ問題の解決をすると期待されています。

ネム(NEM)

2015年に開発が始まった仮想通貨(暗号資産)。

ネムの通貨であるXEMの発行上限は89億9999万9999枚に設定されていて、新規発行が行われる予定はありません。

ネム(NEM)のプラットフォーム上では、ネットワーク決済やトークンの発行などが行えます。

ネム(NEM)の特徴は、コンセンサス・アルゴリズム(consensus algorithm:承認方式)にプルーフ・オブ・インポータンス(PoI:Proof of Importance)と呼ばれるアカウントごとに重要度のスコアを付与する仕様を採用している点にあります。

また、ビットコインの採掘(mining:マイニング)にあたる、ハーベスティング(収穫:harvesting)と呼ばれる報酬体系を採用しており、ネットワークへの貢献度に応じて報酬が支払われる仕組みになっています。