屋外(玄関)に防犯カメラ設置?電池タイプが向いている場合

2019-07-26

結論

戸建ての玄関に防犯カメラを設置したいとき、以下の条件のときに電池タイプが効果的です。

  • 玄関周辺の日当たりが良くない
  • 玄関周辺は人や車の往来がそんなに多くない
  • 停電のときも作動させたい
  • 電源のために配線工事はしたくない
  • 初期費用は抑えたい
  • 設置場所はなるべく自由度をもたせたい

以下、詳細にみていきます。

目次【記事の内容】

電池タイプのメリット 防犯カメラを屋外(玄関)に設置

屋外なので日当たりがよければソーラータイプも選択肢にはいりますが、そうでなければ電池タイプがおすすめです。

玄関の場合は少し角度のある場所になっていることもあるので、そうなると日当たりを確保しづらいケースは多いのではないでしょうか。

その場合は、電池タイプの防犯カメラは有力な選択肢になります。

停電でも作動

停電になると、犯罪リスクが増します。

当たり前ですが、電池タイプなら停電の時も作動します。これは電池タイプの大きな優位性でしょう。

工事が簡単

電源工事が不要なので設置工事も比較的簡単で、しかも初期コストに効果が出ます。

配線工事が不要なので、設置場所が選びやすくなります。

景観への配慮

屋外に何かを設置する場合、景観への配慮がより気になります。玄関であればなおさらです。

電池タイプの場合は、電源の配線が不要なので景観に良い一面があります。

天候に左右されない

電池タイプは天候を気にしなくていいのが、ソーラータイプとの比較優位性になります。

電池タイプのデメリット 防犯カメラを屋外(玄関)に設置

電池交換

電池タイプの弱点は交換が必要になることです。一般論ですが1か月~3カ月の間隔で交換作業が発生します。

来客が割と多い、面している道路の人通りや車の往来が多い場合は、防犯カメラの作動頻度が多くなります。

その分消費電力に影響してしまいますので、考慮すべきところになります。

ですので、交換作業の負担を軽くする必要あります。その点、玄関であれば作業は楽になるでしょう。

電池タイプの注意点 屋外(玄関)に防犯カメラを設置

電池の交換作業に配慮

電池タイプの防犯用センサーライトの場合、電池交換がネックになります。

ですので、電池交換がしやすい場所や高さに配慮したほうがいいでしょう。

夜間の監視

電池タイプでなくても、夜間の監視は注意が必要です。

照明付きか、あるいは別途に照明を設置したほうがベストです。

この場合、常時点灯したい場合とそうでない場合があると思います。

常時点灯したくない場合は、センサーライトを別途設置する、あるいはセンサーライト付きの防犯カメラを選択することになります。

ただ、電池タイプの場合は消費電力に注意が必要です。

センサーライト付きの防犯カメラより別途設置が無難でしょう。

赤外線照明という選択肢もあります。この場合は白黒の画像になりますが、隣家への配慮で照明が問題になる場合は効果あります。

ただし、赤外線はガラス越しに対応できないので注意が必要です。赤外線がガラスに反射してしまい撮影しても昼間の逆光のひどい状態になってしまいます。

録画方法

録画方法については、室内なら特に問題にならないですが、屋外の場合は問題が多くなります。戸建ての玄関もそうです。

防犯カメラ側で録画するタイプ

SDカードが主流で、大容量も安価に購入できる時代になったことは大きなメリットです。

SDカードは抜き差しして、パソコンなどに取り込む必要があります。

録画時間は画質とSDカードの容量で決まります。

防犯カメラに取り付けられるSDカードを使う場合は、定期的に交換するために防犯カメラの設置場所である、玄関に行く必要があります。

ですので、次回の交換までの十分な容量のSDカードを準備する必要があります。

ただ、「盗難や損壊を受けたときは録画データも消失する」こと大です。そこは、この方法のデメリットになります。

防犯カメラから転送するタイプ

録画データをwifiなどで転送する方式の場合は、防犯カメラと録画媒体との距離に注意する必要があります。

この方式の最大のメリットは、日常の手間暇があまりかからないことです。

防犯カメラを設置するけど、本音を言うと防犯カメラが大活躍する状況を歓迎できるはずがありません。

あくまでも、いざというときに役に立ってほしいだけなので、日常の手間暇がかかると煩わしくなります。

その点、防犯カメラから録画媒体にwifiなどで自動転送できて、さらに録画媒体が大容量だと日常の手間暇がかからず快適です。

電池タイプの防犯カメラは、電池交換で多少は手間がかかります。他の手間をなるべく減らすには、wifiで録画を転送したほうがいいでしょう。

録画データをwifiなどで転送する場合、防犯カメラから記録媒体を置く自宅内との距離が問題になりますが、玄関であればこの問題が生じる可能性は非常に低いでしょう。

また、「防犯カメラの盗難や損壊時に効果あり」です。録画データを転送するので、たとえば盗難時の状況も転送先に録画できているということになります。

玄関なら録画媒体との距離も短いので、wifiで転送できる方式がおすすめです。

死角

戸建ての玄関の場合は、インターホンと防犯カメラで死角を補完しあうことができます。

解像度

防犯カメラに、いざというときに役に立ってもらうには解像度は重要です。

価格を気にして、設置後に解像度に問題があると後悔します。

でも、過剰なスペックも問題です。

価格とのバランスで妥協点を見つけるのが大事です。

解像度が高ければ、SDカードなどの録画媒体のコストにも影響します。とはいっても最近のSDカードやモバイルHDDなどのコストパフォーマンスを考慮すると、さほど問題ないかもしれません。

防水・防塵

場所にもよりますが、玄関は当然屋外なので防水・防塵に注意する必要があります。

塩害対策

玄関は屋外なので、場所によっては考慮する必要があります。

でも玄関の場合は、自宅の壁や周囲の建物、あるいは壁の角度に保護されることが多いのではないでしょうか。

バッテリーの寿命とメンテナンス

バッテリーの寿命は通常3~5年です。

耐用年数

バッテリ:3~5年(保証は3年)

充放電コントローラー:保証は1年

全体:保証は1年

防犯カメラの盗難や破壊行為

何とも皮肉な話ですが、防犯のためのカメラそのものが盗難にあうことだってあります。

また、防犯カメラが目的の盗難でなくても、目的の作業をする前に防犯カメラを破壊する行為も考えられます。

電池タイプの防犯カメラは設置が簡単というメリットがありますが、早い話、設置が簡単なら盗難もラクということになります。

盗難に備えるには、防犯カメラを2台設置すると効果的です。もう1台から監視できる角度であると、盗難時の様子を克明に録画できます。

双方の死角を補完しあうには、対角線上の配置が多くなるはずです。

録画方式にも注意が必要です。

防犯カメラに挿すSDカードなどに録画する方式だと、防犯カメラごと盗まれたり破壊されるデメリットがあります。

その点、録画データをwifiなどで転送する方式なら、少なくとも録画データは安全な可能性が高くなります。これを警察に提出できれば、警察の捜査の助けになります。

センサーの前に障害物を置かない

センサーが感知できないとカメラも作動できないので、センサーの前には障害物がない状態にするのは必須です。

玄関の場合は、高い場所に防犯カメラを高いところに設置するなら、センサーを邪魔するケースは少ないでしょう。

あるとすれば、防犯カメラを目立たなくしようとして、近くに花鉢を置いてしまうとセンサーの働きをじゃますることになりそうです。

屋外(玄関)に防犯カメラを設置するときの課題

防犯カメラを屋外に設置したいとき、屋内の場合とはちがう問題にぶつかります。

戸建ての玄関の場合には、屋外ということもあり電源の確保が意外に難しい場合があります。

しかも、いちばん景観を気にする場所でもあるので、配線が目に付いてしまうところでもあります。

電源をどうやって確保するか

コンセントが玄関にも配置してあって、電源が簡単に取れれば問題ないですが、玄関の場合、コンセントの設置も悩むところでしょう。

また、日当たりが悪いとソーラータイプは使えません。

景観を意識するので配線はなるべく避けたい

戸建ての玄関の場合、外から一番注目されやすいので家の中でも特に景観に配慮したくなります。

ですので、配線しなくていいならそれに越したことはありません。

配線には、電源の配線とデータの配線があります。

ソーラータイプも電源の配線が不要ですが、「ソーラーの存在感が景観上どうしても気になってしまって」という場合もあります。

防犯カメラ自体の存在も、目立たせたい場合は気にしませんが、そうでない場合は設置位置や色、サイズなどに気を配る必要が出てきます。

防犯カメラの設置位置

来客を迎える玄関ですので、防犯カメラの設置位置も悩みの種になってしまいます。

通常の来訪者に威圧感を与えたくない。

防犯意識が高すぎる家と思われたくないなど、さまざまな心理が働いてしまいます。

ただ、これもバランスの問題で、来訪者の目に入りにくい高い場所に設置すると、防犯カメラの下が死角なってしまいます。これをカバーする方法も必要になります。

屋外(玄関)の危険性

勝手口の危険性は、以下になります。

  • 空き巣の侵入口は玄関がダントツ
  • ギザギザタイプの鍵は開けやすい

空き巣の侵入口は玄関がダントツ

侵入窃盗件数のうち、その90%が玄関、窓、勝手口などの開口部を経由します。なかでも玄関が1位です。

ちょっとゴミ出しなど、すぐ戻るからと施錠せずに外出したときを狙われます。

すぐ戻るつもりが30分以上経過していた、というのはよくあるパターンです。

施錠していても、空き巣などの侵入者は「ピッキング」や「サムターン回し」などで解錠してしまう技術を持っています。

ギザギザタイプの鍵は開けやすい

玄関の鍵が、ピンタンブラーというギザギザタイプだと、空き巣などはピッキングという技法で簡単に開けてしまいます。

引き戸の場合は、特にこの鍵になっているケースが多いと思いますので要注意です。

まとめ

電池タイプの防犯カメラもメリットとデメリットがありますが、戸建ての玄関に設置するなら効果大です。

景観上から配線を避けたい、停電時も作動させたい、日当たりが良くなくソーラータイプは選べないなら、電池タイプでwifi転送方式の防犯カメラはおすすめです。

戸建ての玄関の場合は、インターホンと防犯カメラで死角を補完しあうことができます。