防犯カメラを自宅の駐車スペースに設置 ソーラータイプは?

2019-08-28

結論

戸建ての駐車スペースに防犯カメラを設置したい場合、以下の条件のときにソーラータイプが効果的です。

  • 駐車スペースの日当たりが良い
  • 停電のときも作動させたい
  • 電気代を節約したい
  • 電源のために配線工事はしたくない
  • 初期費用はあまりかけたくない
  • 設置場所はなるべく自由度をもたせたい
  • 駐車スペース周辺は人や車の往来がそんなに多くない

以下、詳細にみていきます。

目次【記事の内容】

ソーラータイプのメリット 防犯カメラを屋外(駐車スペース)に設置

屋外なので様々なケースが想定できますが、屋内との決定的な違いは太陽光が当たる可能性が高いことにあります。

日当たりのよい場所なら、ソーラータイプの防犯カメラは有力な選択肢です。

ランニングコストで大きな効果

防犯カメラのランニングコストで、最も大きいのは電気代です。

ソーラーのメリットは何といっても電気代が不要になることです。

防犯カメラを毎日稼働させれば、電気代もばかになりません。複数台ともなればなおさらです。

ソーラーなら電気代がかからないので、ランニングコストで大きなメリットなります。

コンセントからの電源確保との比較には、初期費用だけでなく、ランニングコストの比較も重要です。

「電気代が不要」というソーラータイプのメリットは大きな魅力です。

停電でも作動

停電になると、駐車スペースでの犯罪リスクが増します。

ソーラータイプなら停電の時も作動します。

これもソーラータイプの大きな優位性になります。

工事が簡単

電源工事が不要なので設置工事も比較的簡単です。

また、電源工事が不要な分、初期コストに効果が出ます。

配線工事を気にする必要がないので、設置場所の選定が比較的自由になります。

景観への配慮

屋外に何かを設置する場合、景観への配慮がより気になります。

ソーラータイプの場合は、配線が不要なので景観を維持できます。

ソーラータイプのデメリット 防犯カメラを屋外(駐車スペース)に設置

パワー不足

コンセントから電源供給できるタイプに比べると、ソーラータイプはどうしてもパワー不足になり、その分防犯性能が低下してしまいます。

ですので、その辺を考慮して選択する必要があります。

その点、防犯エリアが狭いところなどは防犯性能の問題が出にくいはずです。

たとえば、自宅の駐車スペースも該当する場合が多いはずです。

ただ、来客が割と多い、面している道路の人通りや車の往来が多い場合は、その分消費電力に影響してしまいますので、考慮すべきところになります。

天候に左右されやすい

雨天が続くと必要な電力を供給できない場合もあり得ます。

この場合は、ACアダプター付きやバッテリ接続が可能であれば、一時的に電源供給できます。

ソーラータイプの注意点 屋外(駐車スペース)に防犯カメラを設置

設置の前に駐車スペースの日当たりをチェック

ビルや隣家、壁、樹木、石垣などの影がかかってしまう場所は向きません。

いつも影がかかるのは論外ですが、四季を通じて太陽光が当たる必要があります。

特に冬場のチェックが大事になるでしょう。

夜間の監視

ソーラーでなくても、夜間の監視は注意が必要です。

照明付きか、あるいは別途に照明を設置したほうがベストです。

この場合、センサーライトを別途設置する、あるいはセンサーライト付きの防犯カメラを選択する方法もあります。

ただ、ソーラータイプの場合はパワー不足に注意が必要なので、センサーライト付きの防犯カメラの場合は安定稼働するかチェックが必要でしょう。

赤外線照明という選択肢もあります。この場合は白黒の画像になりますが、隣家への配慮で照明が問題になる場合は効果あります。

ただし、赤外線はガラス越しに対応できないので注意が必要です。

赤外線がガラスに反射してしまい撮影しても昼間の逆光のひどい状態になってしまいます。

録画方法

録画方法については、室内なら特に問題にならないですが、屋外の場合は問題が多くなります。自宅の駐車スペースもそうです。

防犯カメラ側で録画するタイプ

SDカードが主流で、大容量も安価に購入できる時代になったことは大きなメリットです。

SDカードは抜き差しして、パソコンなどに取り込む必要があります。

録画時間は画質とSDカードの容量で決まります。

防犯カメラに取り付けられるSDカードを使う場合は、定期的に交換するために防犯カメラの設置場所である、自宅の駐車スペースに行く必要があります。

ですので、次回の交換までの十分な容量のSDカードを準備する必要があります。

ただ、「盗難や損壊を受けたときは録画データも消失する」こと大です。そこは、この方法のデメリットになります。

防犯カメラから転送するタイプ

録画データをwifiなどで転送する方式の場合は、防犯カメラと録画媒体との距離に注意する必要があります。

この方式の最大のメリットは、日常の手間暇があまりかからないことです。

防犯カメラを設置するけど、本音を言うと防犯カメラが大活躍する状況を歓迎できるはずがありません。

あくまでも、いざというときに役に立ってほしいだけなので、日常の手間暇がかかると煩わしくなります。

その点、防犯カメラから録画媒体にwifiなどで自動転送できて、さらに録画媒体が大容量だと日常の手間暇がかからず快適です。

録画データをwifiなどで転送する場合、防犯カメラから記録媒体を置く自宅内との距離が問題になりますが、自宅の駐車スペースであれば、この問題が生じる可能性は低いでしょう。

また、「防犯カメラの盗難や損壊時に効果あり」です。録画データを転送するので、たとえば盗難時の状況も転送先に録画できているということになります。

自宅の駐車スペースなら録画媒体との距離も短い場合が多いはずですので、wifiで転送できる方式がおすすめです。

解像度

防犯カメラに、いざというときに役に立ってもらうには解像度は重要です。

価格を気にして、設置後に解像度に問題があると後悔します。

でも、過剰なスペックも問題です。価格とのバランスで妥協点を見つけるのが大事です。

解像度が高ければ、SDカードなどの録画媒体のコストにも影響します。

とはいっても最近のSDカードやモバイルHDDなどのコストパフォーマンスを考慮すると、さほど問題ないかもしれません。

防水・防塵

場所にもよりますが、自宅の駐車スペースが屋外なら防水・防塵に注意する必要があります。

塩害対策

自宅の駐車スペースの場合は、自宅の壁や周囲の建物に保護されることが多いのではないでしょうか。

むしろ、日当たりを確保する問題のほうが大きいかもしれません。

ソーラーパネルの寿命とメンテナンス

一般的には平均20年以上です。

ですが、ソーラーパネルには出力保証というのがあります。

最大出力の下限値の90%になっていて、この場合は10年が多いです。

屋外なので汚れが気になりますが、通常ソーラーパネルの表面には特殊な加工をしているので気にする必要ないです。

バッテリーの寿命とメンテナンス

バッテリーの寿命は通常3~5年です。

耐用年数

ソーラーパネル:通常約20年(保証は10年)

バッテリ:3~5年(保証は3年)

充放電コントローラー:保証は1年

全体:保証は1年

発電量の測定

ソーラーパネルの出力電圧と電流を測定します。

市販の測定器では「I-Vチェッカー」があります。

防犯カメラの盗難や破壊行為

何とも皮肉な話ですが、防犯のためのカメラそのものが盗難にあうことだってあります。

また、防犯カメラが目的の盗難でなくても、目的の作業をする前に防犯カメラを破壊する行為も考えられます。

ソーラータイプの防犯カメラは設置が簡単というメリットがありますが、早い話、設置が簡単なら盗難もラクということになります。

盗難に備えるには、防犯カメラを2台設置すると効果的です。

もう1台から監視できる角度であると、盗難時の様子を克明に録画できます。

双方の死角を補完しあうには、対角線上の配置が多くなるはずです。

2台となると購入費用が悩みどころになりますが、ソーラータイプの防犯カメラはランニングコストのメリットがあるので、この方法を採用しやすいです。

録画方式にも注意が必要です。

防犯カメラに挿すSDカードなどに録画する方式だと、防犯カメラごと盗まれたり破壊されるデメリットがあります。

その点、録画データをwifiなどで転送する方式なら、少なくとも録画データは安全な可能性が高くなります。

これを警察に提出できれば、警察の捜査の助けになります。

センサーの前に障害物を置かない

センサーが感知できないとカメラも作動できないので、センサーの前には障害物がない状態にするのは必須です。

自宅の駐車スペースの場合、ちょっと空いている場所があるからと物をてきとうに置いておくと、そこが防犯カメラの近くだと、センサーの働きをじゃますることがあるので注意が必要です。

屋外(駐車スペース)に防犯カメラを設置する効果

窃盗、車上荒らし、いたずらなどの犯罪行為を断念させる。

無断駐車などの違法行為を断念させる。

決定的な証拠

防犯カメラの効果は、なんといっても証拠能力の高さです。

警察に証拠として提出できますし、その証拠能力の高さから警察の動きも格段に違ってきます。

抑止効果

泥棒などの犯罪者は、「見られる」ことを何よりも嫌います。

防犯カメラの存在は犯罪の抑止効果としては絶大です。

屋外(駐車スペース)の危険性

車の盗難

夜間や留守中に車が盗難に遭うケースです。

車上荒らし

タイヤホイールなど車の外装部品や、社内のカーナビやオーディオなどの部品、あるいは金品などが盗難に遭うケースです。

いたずら

車のボディに傷をつけられる、あるいは車を狙った放火など愉快犯と思われる犯罪です。

無断駐車

留守をいいことに勝手に駐車しているケースなどです。

まとめ

駐車スペースは屋外ということもあり狙われやすく、また防犯を強化しづらいところです。

ソーラータイプの防犯カメラもメリットとデメリットがありますが、自宅の駐車スペースに設置するなら、日当たりさえ良好であればメリットを最大化できます。

景観上から配線を避けたい、電気代を節約したい、設置が簡単なほうがいい、日常の手間暇もかけたくない、日当たりがよいなら、ソーラータイプでwifi転送方式の防犯カメラはおすすめです。

さらに、停電時も作動できるメリットは大きいです。

ただ、日当たりがそんなに良くない、車や人の通りが多くて防犯カメラの作動が頻繁な場合は他の選択肢を検討したほうがいいでしょう。