流行や周囲の評判に左右される心理。
最終更新日:2022-6-21
流行や周囲の評判に左右される心理。「同調効果」ともいう。
「みんなが良いと思っているモノは良いはずだ」「みんなやっているから安心」「みんな持っているから自分も欲しい」多数派の意見に引っ張られやすい大衆心理。
モノの価値を口コミに委ねる。スノッブ効果の逆の心理。
自分だけが損をするのは嫌。これは「損失回避性」に通じる心理です。人は利益より損失への関心が強い。だから損をしそうな機会はすぐに見つけて回避したい。
選挙やタレント、スポーツチームなどで人気に差が出てくると、その差はもっと広がる傾向があります。これはバンドワゴン効果によるものです。
これには「人気のある側」がもつこんなイメージが後押ししています。
スノッブ効果やヴェブレン効果とは反対の購買行動をします。
流行やヒット商品がこの傾向を示します。
スノッブ効果やヴェブレン効果、そしてバンドワゴン効果に共通して言えることは、モノの消費は他人の影響を受けてしまうということです。多かれ少なかれ、他人の目を気にしています。
ときどは判断ミスもあるということです。しかもそういう場合でも「自分だけじゃない」ので気持ちもいくぶん軽い。それに最悪の判断を避ける有効な手段でもあります。
でもマーケティングでも活用されるので、いつもそういう判断をしていたら引っ張られてしまう。