ハロー効果 行動心理学

ひとつの特徴に引っ張られて人を実力以上に期待してしまう心理。

最終更新日:2022-6-23

ひとつの目立つ特徴に引っ張られて全体の評価を歪めてみててしまう心理。

人を実力以上に期待してしまう。

際立った長所を見て、他も実際より高く評価してしまう。

ネガティブハロー効果

このように大抵はポジティブハロー効果であるが、反対のネガティブハロー効果もある。

欠点をみてしまって、他も実際より低く評価してしまう。

この「一つの特徴」とは第一印象」のことである。

論理的不合理であり、他者を正しく評価できなくなる。

ポジティブ・ハロー効果

  • 見た目が良い人は性格も良い
  • 高級そうなスーツを着こなしている人は仕事ができる
  • 専門家や社会的地位が高い人物が勧めている
  • 学歴の高い人は何をやっても優秀
  • 受賞歴がある
  • 本社が東京23区のビジネス街にある
  • 口コミやSNSでの評価が高い
  • 清潔感があるから仕事ぶりも優秀
  • ホームレス風の人が倒れていてもなかなか声をかけられないが、身なりが普通の人ならすぐに声をかけられる
  • 目を引く数値データがある
  • あの有名人が応援する政治家だから良さそう

ネガティブ・ハロー効果の例

  • 周囲より派手な服を着ていたら不真面目そうなので仕事を任せたくない
  • 第一印象で「冷淡」と思ったら、その後「勤勉」だとわかっても「冷淡」の印象に引っ張られる
  • 挨拶したのに挨拶を返されないと「見下している」と思ってしまう
  • 身だしなみがだらしなく見えると「仕事できなさそう」「能力低そう」「気が利かなさそう」
  • ホームレス風の人が倒れていてもなかなか声をかけられないが、身なりが普通の人ならすぐに声をかけられる

注意点

ハロー効果は第一印象に強く引っ張られた結果のため、持続力はない。

高学歴の男性と結婚した女性が、そのハロー効果を持続させるのは極めて困難だろうことは想像がつく。

デメリットと対策

ハロー効果によって自分がマイナス評価を受けたら「不当な評価」につながる。

多くの人は特に高学歴でもなく、見た目が特別きれいなわけでないはずなので、人生でこれを実感したことがあるのではないだろうか。

自分ももちろんその一人。

イメージキャラクターの活用

3Bの要素

「Beauty(美しい人物)」「Baby(赤ちゃん)」「Beast(動物)」の頭文字。

商品のハロー効果を高める要素

  • 口コミ
  • 身近な人の評価
  • SNS
  • 専門家
  • 受賞歴
  • 数値データ

恋のはじめの頃はすべてがよく見える

これもきっとハロー効果の為せる技なんでしょうね。歳を重ねるうちに逆転していくだろうけど。

第一印象で決まる

たぶん、もっと危険と隣合わせだった時代、危険な相手かそうでないかを瞬時に判断する必要があったはずです。その名残かもしれませんね。