安全の欲求 マズローの法則

「不安を取り除きたい」という欲求です。

最終更新日:2022-6-14

ピラミッドの第2段階の欲求で生理的欲求が満たされたら、次に問題になるのが安全の欲求です。

防犯がしっかりしていて、防災もだいじょうぶ、健康で経済的にも安定した環境で生活したいという欲求です。日常が安定した状態でありたい。言い方を変えれば「不安を取り除きたい」という欲求です。

安全の欲求は生理的欲求の次に強い欲求ということになっていますが、場合によっては生理的欲求よりも安全の欲求を優先しなければならない場合もあります。

たとえば、災害にみまわれて安全な場所に移動しなければならないときには、強い空腹感やある程度のケガはがまんするしかありません。そういう意味では生理的欲求と同等に強い欲求と言えるかもしれません。

不安を取り除きたい

実際に災害や犯罪被害に直面していなくても安全の欲求は生まれます。「不安」という心理状態です。ニーズの多さからいえば直面したときよりも不安のほうが多いでしょう。

空腹が満たされる状態になったら「今のように食べ物を確保できる状態を維持したい」と考えるようになります。「食べ物が欲しい」から「食べ物を失いたくない欲求」変わります。

安全の欲求の例

  • 健康への不安
  • 犯罪への不安
  • 災害への不安
  • 生活資金への不安
  • 将来への不安
  • 失業への不安

こうして列挙してみると、安全の欲求はとても強いというのがわかります。日本国内を見ると、以下のように安全面では恵まれた国かもしれません。

  • 衛生管理が行き届いている
  • 治安が比較的良い
  • 災害が多い
  • 経済先進国である(経済成長は停滞しているが)

というイメージがあります。なので、災害が多いということを除いては不安は少ないのかもしれませんが、日々感じる不安は決して小さくありません。

むしろ、「不安は増幅」しているのではと感じることがあります。ということは市場は巨大であると考えることができます。

安全の欲求をターゲットにしたビジネス

人が何を不安に思っていて、何を提供すればその不安を軽減・解消できるか、という安全欲求をターゲットにしたビジネスは多くの分野があります。

  • 保険
  • 防犯
  • 防災
  • 健康食品
  • 資産運用
  • 進学塾

保険

もしもの備えに保険に入るのも、安全の欲求を満たすためと言えます。安全への不安が消えることがありません。