オープン外構に防犯砂利を敷く-効果と注意点

2019-09-12

結論

戸建てのオープン外構に防犯砂利を敷きたいとき、以下の条件であれば効果的です。

  • オープン外構に対する防犯意識の高さをアピールしたい
  • オープン外構に侵入したのが音でわかるようにしたい
  • オープン外構周辺の近所の迷惑にならない(あるいは了承を得ている)
  • 大雨でも、オープン外構から防犯砂利が流されない対策ができる
  • 交通量の多い道路や線路、学校など常時大きな音がある環境ではない

以下、詳細にみていきます。

目次【記事の内容】

オープン外構に防犯砂利を敷く効果

防犯砂利の効果は、以下になります。

  • 侵入したのが音でわかる
  • 防犯意識の高さを見せる
  • 音による威嚇
  • オープン外構の境目を知ってもらう
  • 除草の負担が軽くなる
  • 履物に汚れがつきにくい

侵入したのが音でわかる

普通の砂利でも音が出ますが、防犯砂利はそれ以上の音が出るようになっています。

誰かが家のオープン外構に侵入していると、防犯砂利を踏む音でわかります。

周囲が寝静まった深夜は、よけい音が響きます。

防犯意識の高さを見せる

オープン外構は見通しが良いので、防犯砂利を敷いていると離れたところからも設置がわかります。

ですので、「オープン外構にも防犯対策している」と知らしめる効果があります。

泥棒などが遠くから「窓への足場があるけど、その下に防犯砂利を敷いている」とわかると、侵入を断念させる効果が期待できます。

音による威嚇

泥棒などの侵入者は音を嫌います。

人が砂利を踏むと、どうしても音が出ます。

泥棒などが不用意にオープン外構に近づいて、防犯砂利に気づかずに踏むと予想以上(70デシベル以上)の音が出ます。

ここで、泥棒に威嚇することができます。

人間が「うるさい」と感じるのは60デシベル以上なので、効果は十分です。

泥棒などの犯罪者が、一度これを経験すると次からこの家を標的にしづらくなります。

オープン外構の境目を知ってもらう

オープン外構は開放性が高く、境界がわかりにくい面があります。

そこで、普通に通行している人に境目を知ってもらう効果があります。

除草の負担が軽くなる

防犯砂利を敷くと、雑草が生えにくくなるので除草作業が楽になります。

履物に汚れがつきにくい

防犯砂利を敷くと、靴などの履物に汚れがつきにくくなります。

防犯砂利のデメリット-オープン外構に敷く場合

防犯砂利のデメリットは、以下になります。

  • 隣家から「うるさい」と言われる
  • 侵入者の靴跡が残りにくい
  • 粉塵の問題
  • 飛散の問題
  • 雨で流出してしまう
  • 掃除がやりにくい

隣家から「うるさい」と言われる

防犯砂利を人や車がよく踏むようだと、隣家から「うるさい」と思われ、クレームになる恐れもあります。

オープン外構はどうしても人の往来が増えて、敷いてある防犯砂利を踏んでしまうことがあるでしょう。

そうなると、防犯砂利の音がなる頻度が多くなることになります。

「うるさい」とは思われなくても、ご近所が防犯砂利の音に慣れてしまうと効果に疑問も出てきます。

侵入者の靴跡が残りにくい

防犯砂利は自分の履物が汚れないメリットがある反面、泥棒など犯罪者の靴跡が残りにくい面もあります。

侵入が全く気づかれない条件だった場合、たとえばこんなときは、防犯砂利が不利に働くことになります。

  • 雨、とくに大雨のとき
  • 近所で工事をしている
  • 台風などの風の音が大きい
  • 近くで祭りなどイベントをしている

粉塵の問題

防犯砂利を敷いていると防犯砂利がこすれ合った結果、粉状になってしまって粉塵となり風に飛ばされることになります。

オープン外構の周りは、どうしても人の往来が多くなるので、他の場所よりは粉塵問題が発生しやすくなります。

飛散の問題

防犯砂利の素材の中には、軽いために台風などの時に飛散しやすいのもあります。

オープン外構は、他の場所より開放性が高いので飛散しやすい環境といえます。

雨で流出してしまう

大雨などのときは、防犯砂利が流出してしまうことがあります。

流出した砂利が、近隣に迷惑をかけてしまうこともあります。

掃除がやりにくい

土やコンクリートなど、表面が平坦であれば落ち葉などの掃き掃除はスムーズですが、防犯砂利の場合は少々めんどうです。

オープン外構は通りに面している事が多く、犬や猫も出入りできると、その糞の掃除も土やコンクリートのようにはいきません。

雪かきも、土やコンクリートのようにはいきません。

防犯砂利の注意点-オープン外構に敷く場合

防犯砂利の注意点は以下になります。

  • 厚めに敷く
  • 除草作業が不可欠
  • 飛散やズレの対策
  • 粉塵の対策
  • 流出の対策
  • 防犯砂利を敷く作業負担

厚めに敷く

砂利がこすれ合って音が出るには、ある程度の高さが必要です。

3~5cmくらいが適当と言われています。

除草作業が不可欠

防犯砂利を敷くと、雑草が生えにくくなりますが、雑草を放っておくと肝心の音が出にくくなります。

ですので、雑草をそのままにするのは危険です。

防犯砂利を敷く前に、除草した後に防犯シートを敷くと雑草が生えにくくなります。

飛散やズレの対策

オープン外構は割と開放性が高いので、飛散しやすい場所といえます。

飛散防止の方法はいくつかあります。

  • ウレタン樹脂など飛散防止の液体を使う。
  • 飛散防止マットを使う。

粉塵の対策

防犯砂利を敷いていると、防犯砂利がこすれ合って、砂利が粉状になり風に飛ばされることになります。

これを防ぐには、数年に一度、防犯砂利を入れ替えたほうがいいでしょう。

オープン外構は人の往来が多く、頻繁に防犯砂利を踏むので、粉塵になるのが早くなりそうです。

ですので、オープン外構に防犯砂利の素材は、硬くて粉塵になりにくい素材が良いと思います。

防犯砂利の中で比較的硬い素材はこれです。

  • セラミック素材
  • 天然石

流出の対策

大雨などで防犯砂利が流されてしまうことがありますので、こんな対策をした方がいいでしょう。

  • 比較的重い素材の防犯砂利にする
  • 防犯砂利を敷いた周囲を、レンガなどで囲う
  • 定期的に補充する

防犯砂利を敷く作業負担

DIYで、オープン外構に防犯砂利を敷くこともあるかもしれません。

防犯砂利は素材にもよりますが重いので、女性、腰痛などに不安がある方は要注意です。

でも、軽い素材の防犯砂利だと、流出や粉塵になりやすいですので、防犯砂利を敷く場所や量などをよく検討されたほうがいいと思います。

オープン外構の危険性

オープン外構は開放感があって、おしゃれな雰囲気や広さを演出でき、人気の高い外構スタイルです。

見通しがよいので「狙われやすい家」にも見えますが、泥棒などの侵入者にとっても「見られる」デメリットがあり、意外に防犯性が高くなります。

そうはいっても、見通しのよさで弱点を見つけられて狙われる危険もはらんでいます。

オープン外構の危険性は以下になります。

  • 弱点を見つけられる
  • 駐車スペースから侵入される
  • 泥棒の侵入口
  • いたずら
  • ポイ捨て

弱点を見つけられる

オープン外構は見通しがよいので、泥棒などの犯罪者が弱点を見つけてしまう場合があります。

泥棒などが好都合な茂みを発見される場合もあります。

室外機の場所も、「足場に使える」かどうかを泥棒などに判断されやすくなる場合もあります。

駐車スペースから侵入される

オープン外構では、駐車スペースの車が泥棒などにとっては、数少ない「身を隠す場所」になる場合があります。

泥棒の侵入口

オープン外構は、侵入そのものが容易なので、屋内への侵入口になるケースがあります。

いたずら

いたずら目的、愉快犯などでオープン外構に被害がでるケースがあります。

ポイ捨て

オープン外構は境界ラインがわかりにくいこともあり、特に犯罪意識もなく、たばこなどをポイ捨てされるケースがあります。

悪質な常習者の場合は、相応の対処が必要でしょう。

まとめ

防犯砂利は歩くと音がするので、泥棒に威嚇できます。

オープン外構には、流出や飛散・粉塵に強い、硬くて重い素材が向いています。

DIYで敷く場合は、作業の負担を考えて、敷く場所や量などを検討された方がいいでしょう。

防犯砂利は除草や飛散、粉塵、流出対策などメンテナンスでは注意点があります。