屋外(オープン外構)に防犯カメラ設置-効果と注意点

2019-07-11

結論

戸建てのオープン外構に防犯カメラを設置する場合、以下の条件のときが効果的です。

  • オープン外構の防犯意識の高さをアピール
  • オープン外構からの侵入をあきらめさせる
  • 決定的な証拠
  • オープン外構の日当たりが良ければソーラータイプ
  • オープン外構の日当たりが良くなければ電池タイプか有線タイプ
  • 日々の手間を楽にしたいなら有線タイプ
  • 電気代を節約したいならソーラータイプ
  • 停電のときも作動させたいならソーラーか電池タイプ

以下、詳細にみていきます。

目次【記事の内容】

オープン外構に防犯カメラを設置する効果

決定的な証拠

防犯カメラの効果は、なんといっても証拠能力の高さです。

警察に証拠として提出できますし、その証拠能力の高さから警察の動きも格段に違ってきます。

防犯意識の高さを見せる

防犯カメラは、離れたところからも設置がわかるので、「オープン外構にも防犯対策している」と知らしめる強い効果があります。

通常、オープン外構の防犯対策は優先順位が後回しになりがちで、泥棒はそこにつけこみます。そのオープン外構に防犯カメラが設置してあると、「防犯意識の高い家」として警戒してくれる効果があります。

抑止効果

泥棒などの犯罪者は、「見られる」ことを何よりも嫌います。防犯カメラの存在は犯罪の抑止効果としては絶大です。泥棒に侵入を断念させる効果があります。

オープン外構は見通しが良いので、外部からの視線が入りやすく、泥棒など犯罪者はこれを嫌います。

そこへ防犯カメラの視線があると、泥棒などの犯罪者にとって「侵入するにはリスクが高い家」ということになります。

オープン外構に防犯カメラを設置すると、いたずらやポイ捨てを抑止する効果も期待できます。

見通しの良さを生かせる

オープン外構は見通しが良いので、玄関や駐車スペースもまとめて監視できるか、お互いの死角を補完できる可能性が高くなります。

オープン外構の「見られる」特徴を有効活用して、泥棒などの犯罪者に圧力をかけられます。

防犯カメラのデメリット オープン外構に設置

近所への迷惑

防犯カメラの向きや設置場所によっては、ご近所が「うちも監視してる?」と、とられかねない場合があります。

日々の映像チェックが負担

防犯カメラを設置すれば、当然その映像をチェックする作業が発生します。

オープン外構の見通しの良さが災いして、防犯カメラの作動頻度が増えて、その分映像チェックの作業負担が大きくなる場合もあります。

屋内に受信用の機器が必須

防犯カメラから映像データを転送する先の受信用機器が必須になります。その分、初期コストに影響します。

防犯カメラの注意点 オープン外構に設置

近所への配慮

隣家への配慮が必要だと感じた場合は、防犯カメラを設置する前に、ご近所に「うちを監視してる?」と誤解されないよう、設置場所や向きに配慮したほうがいいです。

もし、ご近所も防犯対策を検討中だったのであれば、こちらからの相談は「渡りに船」で、双方の出費を抑える提案になる可能性もあります。

双方が死角を補完し合えるように防犯カメラを設置して、事件が起きた場合も双方で映像を提供し合えれば万全です。

「防犯カメラ作動中」の表示

オープン外構は、いたずらやポイ捨ての被害を防止するため、「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼ったほうが良さそうです。

ステッカーは、オープン外構の景観に配慮した場所やデザインの工夫をしたほうがいいでしょう。

死角の解消

オープン外構は、見通しが良いので死角は発生しにくくなると思いますが、念のためチェックして、必要な場合は複数台も検討したほうがいいでしょう。

見通しの良さを利用して、玄関側の防犯カメラなどと死角を補完し合うのもいいかもしれません。

録画装置とカメラの距離

wifiを使う場合は、どうしても距離の問題がでてきます。

戸建てのオープン外構の場合、玄関や窓などより距離がありますので、事前にチェックしたほうがいいでしょう。

電源をどうやって確保するか

コンセントをオープン外構にも配置してあって、電源が簡単に取れれば問題ないですが、オープン外構の場合はそうでない場合が多いと思われます。

日当たりが良ければソーラータイプも検討に値します。日当たりが良くない場合は、電池タイプが選択肢になりそうです。

ただ、防犯カメラは消費電力がセンサーライトなどより多いので、ソーラータイプや電池タイプは事前にチェックしたほうがいいです。人や車の多い通りならなおさらです。

防犯カメラを設置する場所

オープン外構に防犯カメラを設置する場合、その存在を見せたい場合は設置にさほど課題点はないでしょう。「防犯カメラ作動中」のステッカーも貼るのもいいと思います。

でも、ご近所への配慮が必要な場合は向きや設置位置をよく検討したほうがよいでしょう。

また、玄関や駐車スペースなどの防犯カメラと、死角を補完し合う場所が見つかるとうれしいものです。

夜間の監視

夜間の監視は注意が必要です。

照明付きか、あるいは別途に照明を設置したほうがベストです。

この場合、センサーライトを別途設置する、あるいはセンサーライト付きの防犯カメラを選択する方法もあります。

赤外線照明という選択肢もあります。この場合は白黒の画像になりますが、隣家への配慮で照明が問題になる場合は効果あります。

ただし、赤外線はガラス越しに対応できないので注意が必要です。赤外線がガラスに反射してしまい撮影しても昼間の逆光のようなひどい状態になってしまいます。

解像度

防犯カメラに、いざというときに役に立ってもらうには解像度は重要です。

価格を気にして、設置後に解像度に問題があると後悔します。

でも、過剰なスペックも問題です。

価格とのバランスで妥協点を見つけるのが大事です。

解像度が高ければ、SDカードなどの録画媒体のコストにも影響します。とはいっても最近のSDカードやモバイルHDDなどのコストパフォーマンスを考慮すると、さほど問題ないかもしれません。

防水・防塵

場所にもよりますが、戸建てのオープン外構は当然屋外なので防水・防塵に注意する必要があります。

防犯カメラの盗難や破壊行為

何とも皮肉な話ですが、防犯のためのカメラそのものが盗難にあうことだってあります。

また、防犯カメラが目的の盗難でなくても、目的の作業をする前に防犯カメラを破壊する行為も考えられます。

盗難に備えるには、防犯カメラを2台設置すると効果的です。もう1台から監視できる角度であると、盗難時の様子を克明に録画できます。

双方の死角を補完しあうには、対角線上の配置が多くなるはずです。

録画方式

録画方式にも注意が必要です。

防犯カメラに挿すSDカードなどに録画する方式だと、防犯カメラごと盗まれたり破壊されるデメリットがあります。

録画データをwifiなどで転送する方式なら、少なくとも録画データは安全な可能性が高くなります。これを警察に提出できれば捜査の助けになります。

センサーの前に障害物を置かない

センサーが感知できないとカメラも作動できないので、センサーの前には障害物がない状態にするのは必須です。

オープン外構の危険性

オープン外構は開放感があって、おしゃれな雰囲気や広さを演出でき、人気の高い外構スタイルです。

見通しがよいので「狙われやすい家」にも見えますが、泥棒などの犯罪者にとっても「見られる」デメリットがあり、意外に防犯性が高くなります。

そうはいっても、見通しのよさで弱点を見つけられ、泥棒などの犯罪者に狙われる危険もはらんでいます。

弱点を見つけられる

オープン外構は見通しがよいので、泥棒などの犯罪者が弱点を、離れたところから見つけてしまう場合があります。

泥棒などが好都合な茂みを発見される場合もあります。

室外機の場所も、「足場に使える」かどうかを泥棒などに判断されやすくなる場合もあります。

駐車スペースから侵入される

オープン外構では、駐車スペースの車が泥棒などにとっては、数少ない「身を隠す場所」になる場合があります。

泥棒の侵入口

オープン外構は、侵入そのものが容易なので、屋内への侵入口になるケースがあります。

いたずら

いたずら目的、愉快犯などでオープン外構に被害がでるケースがあります。

ポイ捨て

オープン外構は境界ラインがわかりにくいこともあり、特に犯罪意識もなく、たばこなどをポイ捨てされるケースがあります。

悪質な常習者の場合は、相応の対処が必要でしょう。

まとめ

オープン外構は開放性が高いので、弱点を見つけられたり、侵入口に使われたりします。

「見られる」オープン外構は、デメリットもありますが、防犯カメラを設置することで、泥棒に威嚇できます。

防犯カメラは証拠能力が高く、屋外(オープン外構)に設置すると、犯罪者(空き巣などの泥棒やのぞき犯)に防犯意識の高さをアピールできます。

防犯カメラがご近所の迷惑にならないよう、事前の相談をおすすめします。相談なしに設置すると「ご近所トラブル」の種になりかねません。

事前に相談すると、双方の防犯対策費を抑えられる可能性もあります。

ご近所への配慮が必要な場合は、向きや設置場所をよく検討したほうがいいです。

オープン外構の見通しの良さを生かして、玄関や駐車スペースまでカバーしたり、双方の死角を補完し合う効果もあります。