オープン外構に防犯砂利(瓦)を敷く-効果と注意点

2019-08-26

結論

戸建てのオープン外構の周辺に防犯砂利を敷きたいとき、以下の条件であれば瓦タイプが効果的です。

  • オープン外構の周辺に防犯砂利を敷きたいけど、近所に配慮して音は小さめにしたい
  • 費用を抑えたい
  • オープン外構の近隣に配慮して、防犯砂利がライトに反射するのを抑えたい
  • オープン外構の周辺の水はけを良くしたい

以下、詳細にみていきます。

目次【記事の内容】

瓦素材のメリット オープン外構の周辺に防犯砂利を敷く

防犯対策として24時間有効

防犯対策として「光」と「音」が有効ですが、防犯砂利は24時間有効です。

センサーライトなど「光」の場合は、昼間は防犯対策として有効ではありません。

泥棒など侵入者は、夜だけ活動するとは限りません。

オープン外構は侵入しやすいデメリットを抱えていますので、24時間防犯してくれる防犯砂利は有効です。

侵入者が身を隠せなくする

オープン外構は見通しがよく、茂みなど侵入者が身を隠せそうな場所を見つけやすくなります。

でも、茂みなどの周辺に防犯砂利を敷いておくと、音がじゃまになって身を隠しにくくなります。

瓦素材の場合は、保水性が良くて土の代わりにもなるので、植物にとってもやさしい素材です。

デザイン性にもうまく配慮すると、防犯性だけでなく一石二鳥です。

オープン外構に侵入したのがすぐわかる

普通の砂利でも音が出ますが、防犯砂利はそれ以上の音が出るようになっています。

誰かが家のオープン外構側に侵入していると、防犯砂利を踏む音でわかります。

周囲が寝静まった深夜は、よけい音が響きます。

防犯意識の高さを見せる

オープン外構は見通しが良いので、防犯砂利を敷いていると離れたところからもわかるので、「防犯対策している」と知らしめる強い効果があります。

泥棒などが遠くから「窓への足場があるけど、その下に防犯砂利を敷いている」とわかると、犯罪行為を断念させる効果が期待できます。

音による威嚇

泥棒などは音を嫌います。

人が砂利を踏むと、どうしても音が出ます。

泥棒などが不用意にオープン外構に近づいて、防犯砂利に気づかずに踏むと予想以上(70デシベル以上)の音が出ます。

ここで、泥棒に威嚇することができます。

人間が「うるさい」と感じるのは60デシベル以上なので、効果は十分です。

泥棒などの犯罪者が、一度これを経験すると次からこの家を標的にしづらくなります。

オープン外構の境目を知ってもらう

オープン外構は開放性が高く、境界がわかりにくいので、普通に通行している人に境目を知ってもらう効果があります。

ライトの反射を抑える

釉薬瓦(ゆうやくがわら)は、ライトの反射を抑えます。

オープン外構は開放性が高いので、防犯砂利を敷くと夜に車が通るときライトに反射して、ドライバーがまぶしく感じる恐れがあります。

また、オープン外構に常夜灯やセンサーライトなどを設置していると、防犯砂利にライトが反射して近所の迷惑になる可能性があります。

釉薬瓦(ゆうやくがわら)は、ライトの反射を抑えるので効果的です。

水はけが良くなる

瓦は多孔質なので、水はけが良くなる効果があります。

雨の日などは足元がぬかるんできますが、瓦素材の防犯砂利を敷いている場所は歩きやすくなります。

オープン外構の場合は開放性が高いので、雨の日などは外部から水が流入することもあるかと思います。そういう場合に効果的です。

安価

瓦素材の防犯砂利は、製造工程で製品化できなかったり、建材として余った場合の瓦を原料とするので、コストが安く安価で販売されているのが多いです。

近所に配慮した音にしたい

瓦素材の防犯砂利の音は、通常の砂利よりは大きいですが、他の素材に比べると小さいようです。

この特徴を利用して、近所に配慮して音を控えめにしたい場合に有効です。

除草負担が軽くなる

防犯砂利を敷くと、雑草が生えにくくなるので除草作業が楽になります。

履物に汚れがつきにくい

防犯砂利を敷くと、靴などの履物に汚れがつきにくくなります。

瓦素材のデメリット オープン外構の周辺に防犯砂利を敷く

侵入者の靴跡が残りにくい

防犯砂利は自分の履物が汚れないメリットがある反面、泥棒など犯罪者の靴跡が残りにくい面もあります。

特に強い雨の日は、防犯砂利を踏む音が雨にかき消されて、犯罪者の侵入が気づかれないにくい上に、歩いた痕跡も消されて、防犯砂利が不利に働く条件が重なります。

隣家への迷惑

防犯砂利を人や車がよく踏むようだと、隣家から「うるさい」と思われ、クレームになる恐れもあります。

瓦素材の場合は、他の防犯砂利よりは音が小さいですが、それでも、隣家からすれば気になるかもしれません。

オープン外構の場合は、通行する人が道路との境目に気づかずに、敷いてある防犯砂利を踏んでしまうことがあるかもしれません。

そうなると、防犯砂利の音がなる頻度が多くなることになります。

「うるさい」とは思われなくても、ご近所が防犯砂利の音に慣れてしまうと効果に疑問も出てきます。

掃除がやりにくい

防犯砂利は除草効果があるのはメリットですが、反面で他の掃除はめんどうになります。

掃き掃除は、土やコンクリートだとスムーズですが、防犯砂利だとこれがやりにくくなります。

オープン外構は開放性が高いので犬や猫も出入りしてしまいますので、その糞の掃除も土やコンクリートのようにはいきません。

さらに雪かきも同様で、土やコンクリート、アスファルトのようにはいきません。

瓦素材の注意点 オープン外構の周辺に防犯砂利を敷く

厚めに敷く

砂利がこすれ合って音が出るには、ある程度の高さが必要です。

3~5cmくらいが適当と言われています。

除草作業が不可欠

防犯砂利を敷くと、雑草が生えにくくなりますが、雑草を放っておくと音が出にくくなります。

ですので、雑草をそのままにするのは危険です。

流出対策

大雨などで防犯砂利が流されてしまうことがあります。レンガで囲うなど対策が必要です。

瓦素材の特徴

原料は廃瓦

瓦素材の防犯砂利は、製造工程で製品化できなかったり、建材として余った瓦を原料として使用しています。

ライトの反射を抑える

釉薬瓦(ゆうやくがわら)は、ライトの反射を抑えます。

多孔質

多孔質なので、保水性が高いです。

水質浄化

通常、砂利は水質浄化の材料にも使われますが、瓦の砂利もこの効果があります。

音は比較的小さい

瓦素材の防犯砂利の音は、通常の砂利よりは大きいですが、他の素材に比べると小さいようです。

オープン外構の危険性

オープン外構はおしゃれな雰囲気や開放感を演出でき、人気の高い外構スタイルです。

見通しがよいので「狙われやすい家」にも見えますが、泥棒などの侵入者にとっても「見られる」デメリットがあり、意外に防犯性が高くなります。

そうはいっても、見通しのよさで弱点を見つけられて狙われる危険もはらんでいます。

弱点を見つけられる

オープン外構は見通しがよいので、泥棒などの犯罪者が弱点を見つけてしまう場合があります。

泥棒などが好都合な茂みを発見される場合もあります。

室外機の場所も、「足場に使える」かどうかを泥棒などに判断されやすくなる場合もあります。

駐車スペースから侵入される

オープン外構では、駐車スペースの車が泥棒などにとっては、数少ない「身を隠す場所」になる場合があります。

泥棒の侵入口

オープン外構は、侵入そのものが容易なので、屋内への侵入口になるケースがあります。

いたずら

いたずら目的、愉快犯などでオープン外構に被害がでるケースがあります。

ポイ捨て

オープン外構は境界ラインがわかりにくいこともあり、特に犯罪意識もなく、たばこなどをポイ捨てされるケースがあります。

悪質な常習者の場合は、相応の対処が必要でしょう。

まとめ

オープン外構は開放性が高いので、弱点を見つけられたり、侵入口に使われたりします。

防犯砂利は歩くと音がするので、泥棒に威嚇できます。

瓦素材の防犯砂利は多孔質なので、水はけがよく、保水性が高いので植物にもやさしい効果があります。

オープン外構の場合は、雨の日などは外部から水が流入することがあると思いますが、水はけが良いので効果的です。

瓦素材の防犯砂利は安価なので、量が多いときは経済的です。

防犯砂利は除草や流出など、メンテナンスでは注意点があります。