ビットコインが正式に法定通貨に エルサルバドル

2021-6-9

エルサルバドルの、ブケレ大統領が出した法案が議会を通過した。

世界で初めて、ビットコインが法定通貨になった。

ブケレ大統領

「ただちに発効する」

「インフラ整備に90日間の猶予を与える」

「公式のビットコインウォレットもリリースする」

「3BTC投資した人は、永住権を取得できる」

エルサルバドルの国民や企業は、私たちが円を使用するようにビットコインを使用することになる。

法律の主な内容

  • 販売商品をビットコイン単位で価格表示できる
  • ビットコインで納税できる
  • ビットコイン取引は譲渡所得課税の対象外
  • ビットコインの参考価格は米ドル建てに留まる
  • ビットコインを支払い手段として受け入れなければならない

なぜビットコインを法定通貨に?

  • 国民の約70%が銀行口座やクレジットカードを保有できていない
  • GDPの約20%を国際送金が占めている
  • 貧困国は常に自国通貨のインフレーション・リスクを抱えている

国民の約70%が銀行口座やクレジットカードを保有できていない

「経済に困窮する国が、現金主体の経済から、個人の持つ携帯電話が銀行口座の代わりとなり得る」(大統領)。

GDPの約20%を国際送金が占めている

本国への送金は、エルサルバドルのGDP(国内総生産)の 20% 以上。

国際送金は到着までに数日を要し、手数料として10% 以上取られることも珍しくない。

ビットコインは仮想通貨のなかでは承認手続きが「遅い」と言われているが、それでも10分では完了する。

現状の国際送金は比較にならない遅さである。

貧困国は常に自国通貨のインフレーション・リスクを抱えている

「ビットコインを保有することは、法定通貨のインフレーションによる潜在リスクから発展途上国を保護できる。」(Strike・マーラーズCEO)

でも、エルサルバドルは米ドルを自国通貨として使用しているので、これが当てはまるのだろうか。

エルサルバドル

人口は約660万人。面積は九州の約半分。

GDPは270億ドル(約3兆円)規模。

2001年から、米ドルを自国通貨としている。