PayPal 次の仮想通貨サービス計画は?

2021-7-31

PayPalが2021年第2四半期の決算会見で、仮想通貨サービスの拡大内容を明らかにしたようです。

「次世代の金融システムがどうあるべきか、またそれを作るのに同社がどのように関わっていけるのかという問題に取り組む。」(PayPal Schulman氏)

英国での取引開始

早ければ2021年8月にでも英国で仮想通貨売買サービスを開始。

スマートコントラクト、分散型金融(DeFi)へ取り組む

PayPalが考える既存の金融サービスの問題点は、以下のようです。

  • 送金に時間がかかる
  • 今でも銀行のサービスを受けられない人々がいる

大手送金アプリであるVenmoはペイパルの傘下ですので、Venmoの業績拡大策かもしれません。

でも、Venmoではアカウントに紐付けられた銀行口座、デビットカードが必要のはずなので、そこに次のサービスの組み込むのでしょうか。

まずは途上国市場?

PayPalが考える既存の金融サービスの問題点は、中米エルサルバドルの大統領が、世界で初めてビットコインを法定通貨に加えた際に、既存の金融サービスに対して指摘した問題点と一致しています。

ということは、PayPalの狙いのひとつは、出稼ぎ労働者が多い発展途上国の市場になるのでしょうか。

発展途上国の出稼ぎ労働者は、母国への送金が必要ですので、スマートコントラクトに対して、強いニーズを持っていると思われます。

日本で疑問を持つことなく銀行口座が使える私にはおそらく実感できないですが、国外へ出稼ぎしている人にとって、送金手数料は非常に大きなコストでしょう。

この市場で、スマートコントラクトのサービスの実績と信頼を積んで、他の市場へ拡大していく可能性もあります。

発展途上国はすでに動いている

「金融システムが進んでいない地域では、リテラシーの問題があるのでは?」と、素人の私は素朴に思います。

でも実際は、既存の金融システムに不便を覚えていない日本にいる私みたいな人が、今起こっているデジタル金融革命に疎いのかもれません。

経済不安、金融不安がある地域では人々は「死活問題」と捉えてブロックチェーンや、仮想通貨、スマートコントラクトに強い関心を寄せているのでないでしょうか。

情報ソース

決済大手ペイパル、英国での仮想通貨取引サービスを開始予定 | DeFiとの統合も検討 | Cointelegraph | コインテレグラフ ジャパン

PayPal、分散型金融やスマートコントラクトにも関心

米ペイパル2Q業績好調、仮想通貨関連事業の報告も

「分散型金融・DeFi」は金融の世界を一変させるか…?(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

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