ソラナの動き

2021-9-18

「イーサリアムキラー」とも言われているSolana(sol)の最近の動向を見てみました。

ランクが6位に上昇

Solanaは8月中旬頃から、これまでにない急上昇を始めていて、小さな上げ下げを繰り返しながら急上昇カーブを描いていました。

この上昇により、上昇前は40位台だった時価総額ランクも、現在は6位に急上昇しています。

coinmarketcapにおけるsolanaの2021-9-18現在

coinmarketcapにおけるCOTIの2021-8-28現在

CoinMarketCapにおけるsolanaの最新情報

2020年3月のローンチからまだ1年半しかたっていない、ということも注目の一因のようです。

しかし、9月15日ごろからは、下落が目立ってきています。ランクも1つ落ちて7位になりました。なぜでしょうか。

Solanaについて

「スマートコントラクト銘柄」の一つであり、イーサリアムのライバルになりうる存在のようです。

でも、イーサリアムのライバルは他にもいて、Solanaはむしろ後方に位置しています。

同じくスマートコントラクト銘柄で時価総額上位には、バイナンスコイン(BNB)やカルダノ(ADA)がいます。

今回の急上昇で、「イーサリアムのライバルグループ」を追い抜き、ライバルの一番手になるか、も注目されているようです。

上昇の要因

以下が、最近のソラナの上昇要因と言われているようです。

  • イーサリアム・キラーの特長がハマった
  • NFT市場の活性化
  • 展開力、資本力の強さ

ソラナの特長はイーサリアムを強く意識して構築されていて、これがうまくハマって人気を押し上げているようです。

ソラナの特長は以下となります。

  • 安価なネットワーク手数料
  • 高い処理能力
  • イーサリアム経済圏が抱えるスケーラビリティ問題の改善に資本投入

また、ソラナ基盤のNFT(非代替性資産)市場の活性化が、ソラナを高騰させているようです。

ソラナ基盤の主なNFT市場は以下です。

  • Degenerate Ape Academy
  • Aurory
  • Star Atlas

さらに、大手デリバティブ取引所FTXを中心にした支援があるため、ソラナは展開力・資本力が強みだと評価されているようです。

ソラナの懸念

ソラナは有望視されている一方で、データ検証のバリデータノードの数ではイーサリアムに遠く及ばず、「分散性(安定性)がまだ不十分」という評価もあります。

この指摘はソラナだけでなく、イーサリアム・キラーといわれている競合ブロックチェーンに共通する懸念と言われています。

言い換えれば、ここがイーサリアム・キラーにとどまってしまっている原因なのでしょう。

下落の原因

ソラナの上昇に水をさしたのは、9月14日に「断続的な不安定」の状況に陥り、10時間以上ブロックチェーンが稼働停止したことのようです。

断続的な不安定とは、ブロックが断続的に承認されたり失敗したりしている状態のようです。

この不安定を引き起こしたのが、ネットワークのリソース消耗、つまり過度なトランザクション数だということです。

つまり、このところのソラナの急騰にネットワークの処理能力が追いつかなくなってしまった、ということでしょう。

課題が明確になった

今回の稼働停止問題は、ソラナが最優先で取り組むべき課題を明確にしたのかもしれません。

この課題が解決した先には、ソラナがイーサリアム・キラーから脱して、イーサリアムと肩を並べるか、あるいは追い越す未来があるのでしょうか。

イーサリアムも座視しているはずはないので、どんな攻防になるか興味をそそるところです。

情報ソース

Scalable Blockchain Infrastructure: Billions of transactions & counting | Solana: Build crypto apps that scale

「イーサリアムのライバル」ソラナ フィーバーしすぎ?【クラーケン・インテリジェンス】 - Kraken Blog

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