屋外(窓)に防犯カメラ設置-効果と注意点
結論
戸建ての窓に防犯カメラを設置する場合、以下の条件のときが効果的です。
- 窓の防犯意識の高さをアピール
- 窓からの侵入をあきらめさせる
- 決定的な証拠
- 窓の日当たりが良ければソーラータイプ
- 窓の日当たりが良くなければ電池タイプか有線タイプ
- 日々の手間を楽にしたいなら有線タイプ
- 電気代を節約したいならソーラータイプ
- 停電のときも作動させたいならソーラーか電池タイプ
以下、詳細にみていきます。
目次【記事の内容】
窓に防犯カメラを設置する効果
泥棒に侵入を断念させる。覗き行為を断念させる。
決定的な証拠
防犯カメラの効果は、なんといっても証拠能力の高さです。
警察に証拠として提出できますし、証拠能力が高いので警察の動きも格段に違ってきます。
もし、裁判になった場合でもこちらに有利に働くはずです。
抑止効果
泥棒やのぞきなどの犯罪者は、「見られる」ことを何よりも嫌います。
防犯カメラの存在は犯罪の抑止効果としては絶大です。
防犯カメラのデメリット 窓に設置
近所への迷惑
防犯カメラの設置の仕方によっては、ご近所が「うちも監視してる?」ととられかねない場合があります。
日々の映像チェック作業が大変
防犯カメラを設置すれば、当然その映像をチェックする作業が発生します。
優先順位の高い、玄関や車の周辺ならチェックを重視すると思いますが、窓の場合は日々の映像チェックは少なからず負担になってくるはずです
窓のチェックを重視する理由があれば別ですが、そうでなければ、「せっかく防犯カメラを設置したのに」映像をチェックしない日々になり、防犯カメラが有効活用できないことになります。
防犯カメラの注意点 窓に設置
近所への配慮
近所への配慮が必要だと感じた場合は、防犯カメラを設置する前に、ご近所に「うちを監視してる?」と誤解されないよう、事前に相談することをおすすめします。
もし、ご近所も防犯対策を検討中だったのであれば、こちらからの相談は「渡りに船」で、双方の出費を抑える提案になるとうれしい結果です。
双方が死角を補完し合えるように防犯カメラを設置して、事が起きた場合もお互いに映像を提供し合えれば、これまでよりも良い関係を築けるかもしれません。
電源をどうやって確保するか
コンセントを窓にも配置してあって、電源が簡単に取れれば問題ないですが、窓の場合、屋外なのでからコンセントを設置していない場合もあるでしょう。
日当たりが良ければソーラータイプが向いています。
日当たりが良くない場合は、電池タイプの防犯カメラが良いでしょう。
ただ、防犯カメラはセンサーライトなどより消費電力が多いので電力不足で作動しない、あるいは電池交換が頻繁になってめんどくさい、ということこともあるので要注意です。
窓の危険性
泥棒の侵入口
侵入窃盗件数のうち、その90%が玄関、窓、勝手口などの開口部を経由します。
窓は、玄関に次いで泥棒から狙われやすい場所です。
のぞき行為の標的
お風呂場や子供部屋、寝室などの窓は、覗き行為の標的になります。
まとめ
窓は侵入口になりやすい場所です。
防犯カメラは、泥棒などの犯罪者に防犯意識の高さをアピールできます。
防犯カメラの設置が近隣に広がると、周辺の防犯環境が向上する効果が期待できます。
防犯カメラでご近所から誤解をうけないよう配慮が必要です。相談なしに設置すると「ご近所トラブル」の種になりかねません。